どうも、裏処刑人では藤ヶ谷家じいちゃん推しのサクライ(@sakurai_39_39)です!
じじいかわいいよ、じじい。(愛称)
というわけで日々、時間を見つけてはチマチマ裏処刑人を描き進めております。
ネームは溜まってるし、今楽しいところなんでガッツリ一気に描きたいんですけどね。
とまあ、そんな話は置いといて。
漫画を描くにあたって、1つ感じたことがあるのです。
それは、漫画の背景ってガッツリしっかり描き込むのは、1ページに1ヶ所でもいいんじゃない?ということです。
いや、勿論描けるなら描いた方がいいですよ!
画面のバランスを見て、画面がうるさくならない程度にしっかり描き込むのが理想だと思います。
でもさ…何らかの理由で描き込めない時ってあるじゃないですか…。
締切に間に合わないとか、単純に気力がないとか、面倒くさいとか……。
あくまでそういう時の裏技的な方法として、背景1ヶ所というのはアリだと思うのです。
1コマ描き込むだけで、情報量はこんなに変わる
これとかわかりやすい例だと思うんですよ。
(裏処刑人第5話より)
このページ、しっかり描き込んでいる背景は、真ん中の信号機のコマだけなんですよね。
でも、これだけでも場面が変わっていること、そして場所も変わっていることがわかっていただけると思います。
そして信号機という背景から、直後に登場する慎太郎は、外にいるということがわかりますよね。
ちなみに信号機のコマの空は、やや暗めなので、大体の時間も読み取れます。
あとはもう、ちょっと草を足したりガードレールのようなものをササっと描くだけで、慎太郎が今どこにいるのかは大体伝わっていますよね。
あとですね、黒執事でも背景1コマだけのページがあったりするんですが、それでもしっかりストーリーは伝わってきますし画面の寂しさも感じないんですよ。
それを実現させているのって、勿論プロゆえの技術力の高さ以外に、その1コマを「しっかり描き込んでいるから」だと思います。
黒執事って本当に背景すごいですよね。
勿論人物の描き込みも凄まじいですが。
背景1コマだけでも後のストーリー展開がスッと入ってきて、かつ状況も伝わってくるので、あながちこの説は間違いでもないのかなと思っています。
私が意識して描き込むのは冒頭コマ
ちなみに私は、冒頭1コマ目は背景から始めることが多いです。
そうすることで話の流れもスムーズになる気がしますし、何より読み手としても「まずはここからストーリーが始まるんだな」と心の準備ができると思うんですよ。
基本的にストーリーのスタートや画面が変わる時なんかは背景スタートですが、これとかいい例ですね。
(裏処刑人第4話より)
見てください、これ。
最初の1コマ以外は超簡単な天井と、あとは床のフリー素材貼り付けただけですよ。
でもこれだけで、慎太郎と晴臣は今道場にいて、慎太郎は床に寝転んでいるという状況が読み取れますよね。
冒頭の背景コマ、マジでいい仕事してる。
ちなみに、結構冒頭を背景から入る漫画って多いと思うんですよね。こち亀とか。
冒頭に背景がドーンとあると、「あ、今週は派出所から物語スタートか〜」とか「おっ今週は超神田寿司関連のストーリーかな?」とかが読み取れるので、冒頭の背景効果って大きいですよね。
何なら冒頭やどこか1コマ描き込めば、あとはもうそのページは背景なくてもいいんじゃないかと思うくらいです。
ま、そうは言いつつ背景描くのも嫌いじゃないんですけどね。へへ。
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裏技的手法としてオススメ
ただ、乱用すると手抜きにしか見えないので、描き込めるところはしっかり描き込んで、手を抜けるところで手を抜くというのが望ましいです。
あくまで「マジで時間間に合わない」とか「同じページに何回黒板描くんだよ」みたいな場合に活用するのがいいですね。
ちなみに描き込む1コマはどこでもいいと思いますが、私は冒頭や、場面が変わるところなどは意識して描き込むようにしています。
1コマ描き込むだけで、あとはパパッとクオリティでもサマになる(気がする)ので、今後も活用していきたい方法です。
労力もそれほどかからず、かつ時短にもなる…そして画面のクオリティもそこまで下がらないなんて、最高じゃないですか。
とまあ、そろそろ漫画を描きたくなってきたので今回はここらへんで…。
描くぜ~裏処刑人!
▼オカルト系ファンタジーが好きな方は是非!
rookie.shonenjump.com
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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