サクライは漫画家&アナログ作家

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ラフ画の意味や重要性と私流のラフの描き方について

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どうも、サクライ(@sakurai_39_39)です!
さて今回は、ラフ画の意味や重要性と私流のラフの描き方について書いていきたいと思います。

  • そもそもラフって何?
  • ラフの描き方がわからない、描き込み量は?
  • ラフ画って重要なの?

こんなふうに思っている方へ、私が普段ラフを描くうえで意識していることや気をつけていることについてお話しつつ、そもそもラフとは何なのかということや、ラフの重要性などをお伝えしていきたいと思います。

▼ちなみに、私はこんな絵を描いています。



本記事の大体の内容

ラフの描き方がわからない人向け:ラフの意味や重要性、私流のラフの描き方を解説



そもそもラフって何?

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ラフ画とは、イラストの大まかなイメージを、時間をかけず簡単に描いたもののこと。
―――『SKIMA antenna』より引用

SKIMA antennaさんによると、ラフ画とは”ラフ”な絵ということなので、細部の描写や線の綺麗さは問われないとのこと。

見るのが「自分だけ」ならざっくりでもOK

完全個人の作品制作で、ラフを見るのが「自分だけ」の場合は簡単なラフでもOKということですね。

ただ、依頼などを受けて描く場合は、クライアントにラフの確認を行う必要があるので、その場合はある程度(他者が見ても理解・納得できる程度)に描き込んでおく必要があります。


ラフの描き方は?描き込み量は?私のラフの描き方について

それでは早速、実際に私が行っているラフの描き方について書いていきたいと思います。
私がラフを描くうえで気をつけていることは下記の通りです。

  • 小さいサイズで描き始める
  • まずは簡単に描く
  • すぐボツにしない

1つずつ解説していきます。


小さいサイズで描き始める

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小さいサイズのラフを描くことで、疲れにくい&疲れにくい結果、案をたくさん出しやすくなります。

大昔(中学生くらいの時)は完成サイズの原寸大でラフを描いていたのですが、それだと疲れる&力んでしまって中々描き出せないということも多かったので、思い切って小さいサイズで描き始めるようにしました。

その結果、

  • 小さいラフなら、力まず描けて量産しやすい
  • 案がたくさん出せる
  • ラフ用紙が無駄にならない

などのメリットを感じることができました。

原寸大でラフの制作を行うと、ラフの紙がとにかく勿体ない…。
特に昔はA4サイズなどで描くことも多かったので、表裏に描いても2つの案しか出せないというのは、中々効率が悪いですよね。(苦笑)


小さいサイズで描き出すことで、作品数UPにも繋がる

小さいサイズでラフを量産できると、単純に作品数を増やすことにも繋がります。
なぜなら、たくさん案を出していると「コレもいい、こっちもいい」となることが往々にしてあるからです。

結果、「コレはちょっとテイスト変えて、こう描こう」「こっちはこうして~」とパターンを少し変えて別の作品のラフになるのです。


まずは簡単に描く


ラフはとにかく「こういうの描きたい」を描き出す作業。
気に入ったラフを下書き作業でさらに深掘り!という感じで進めるようにしています。

ラフは極力、楽に簡単に済ませたいので深く考えないようにしています。

まずはラフができないと次の工程にうつれないので、ラフは案出し&メモ書き程度に済ませて、気に入ったものを下書き作業でしっかり描き込む、というようにすればラフで疲弊することも減ります。


深く考えすぎると、「描けない負のループ」に陥るかも

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ラフで深く考えすぎてしまうと、「あれもダメ」「こっちもダメ」「全然描けない!」という負のループに陥ることもあったので、そうならない為にもラフは深く考えすぎず、「こういうの描きたい」を描き出す作業として気楽に取り組むのがおすすめです。


すぐボツにしない


量産したラフは、後から見返すと「コレ結構いいかも」と思ったり、後々役に立つ時があったりするので、すぐに捨てないようにしています。

私自身、1年前に描いたラフを仕上げるということもあります。
特に、ラフを描いている時は頭の中が悶々としていたり視野が狭くなっている場合も少なくないので、後から冷静になって見てみると「これ結構使えそうだな」と思えるものが描けていたりします。


また、「何か描きたいけど、特に描きたいものがない」という時も創作意欲を掻き立ててくれるので、過去のラフは一定期間は保存しておくようにしています。


ラフ画の重要性について

とまあ、ここまで書いてきましたが、そもそもラフ画を描くことって、そんなに重要なのか?ということも気になるところですよね。

SKIMA antennaさんでは、ラフ画の重要性について下記の3点を挙げられています。

  • 絵のバランスが崩れにくい
  • 行き詰まった時のヒントになる
  • 構図を考える練習になる

これ、まさにその通りだなぁと感じていて、特段私が何か解説する必要はないようにも思うのですが…(笑)
やはりラフを描かずにいきなり清書を意識して描き始めると、

  • 緊張感がやばい
  • デッサンやバランスの狂いを客観視できない、気づけない
  • 迷走した時に解決できない
  • 構図がワンパターンになりやすい

というような事態に陥りやすくなります。


デッサンやバランスの狂いを客観視できない、気づけない

頭が大きい、手が小さい、肩幅が狭い…など、描いた後に気が付くことって多いと思います。
でもこんな時、ラフを描いておけばラフの段階で違和感に気づけますし、また、ラフの段階であれば修正が楽です。


いざ完成!となった後に、「手ちっさ!!」となったら一気に萎えますよね。
そうならない為にも、ラフは描いておいた方がいいのです…。


迷走した時に解決できない

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ラフの工程をすっ飛ばしていきなり描き始めると、行き詰まった時の解決が難しくなります。

「あれ?自分は何を描きたかったんだっけ?」となった時、事前に仕上げたラフがあれば、「自分が描きたかったのはこれだ!」と思い出す材料にもなります。


また、ラフは簡単なゴール(完成)を示してくれているので、安心して描き進めることができ、制作を進めるうえで時短にも繋がりますよ。


構図がワンパターンになりやすい

いきなり描き始めると、不安や緊張からなのか描き慣れた構図ばかり描こうとしてしまいます。
結果、いつも正面の向き、いつも顔が横を向いている…などなど、似たような絵ばかりになってしまうこともしばしば…。


ラフであれば、あまり気負わず描けるので「こういうのは?」という感じで違う構図に挑戦しやすくなります。
また、案出しとして様々な構図の絵を描く練習にもなるので、結果として自分の絵の幅やレパートリーが増えることにも繋がります。


というような具合で、ラフを描いた方が圧倒的メリットしかないので、ラフは描くことをおすすめします。


ラフ画の意味や重要性とラフの描き方まとめ

というわけで、ラフ画の意味や重要性、私のラフの描き方についてでした。
ラフを描いた方が安心して描き進めることができるので、結果として作品を完成させやすくなります。

ラフ工程をすっ飛ばして描き始めて、迷走して訳が分からなくなって「何かわかんなくなった。やーめた」となってしまっては勿体ないです。

そうならない為にも、ラフを描く習慣をつけるようにしましょう!

以上、本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
皆様もすてきな創作ライフを~*


今回参考にさせていただいたサイト

ラフの定義・範囲についてや、ラフ画の重要性などについて大変わかりやすく解説されています!
非常に参考になるので、是非一度目を通してみてください~。

antenna.skima.jp


動画でも解説しています

実際にラフを描きながら、ラフ画を描く時に気をつけていることなどについて気ままに語っています。
実際のラフ工程を見てみたい!という方は是非!


ラフの描き方&ラフを描くうえで意識していること


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