サクライ ブログ

漫画を描いたり、透明水彩で絵を描いたり。制作記録や絵のお仕事のことを発信中。

フリーランスイラストレーターが、継続案件で単価交渉をした時の話

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どうも、作家のサクライ(@sakurai_39_39)です!

さて、フリーランスをやっていると多くの方がぶち当たるであろう、単価交渉の壁…。

私も過去に、とある継続案件で単価交渉をしたことがあります。

単価交渉って、してもいいの?
するなら、いつ?
どうやってすればいいの?

色々と悩んでいた過去の私…その時の経験をまとめました。

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単価交渉をしようと思った経緯

単価交渉をしようと思った、そもそものきっかけは「今の制作料では、制作が困難」と思ったからです。

単価交渉をしたタイミングについては後ほど詳しく触れますが、フリーランスとして段々と実績が増え、ココナラでも積極的に単価の調整をしていた時期がありました。

その際、実際にココナラでは、アップした単価でお仕事をいただけるようになりました。
そこで更に自信がつき、「継続案件でも単価の相談をしてみよう!」と思い立ち相談することにしたのです。

単価交渉をしたタイミング

ちなみに冒頭でも書きましたが、単価交渉をしたのは、とある継続案件1つのみです。
その案件については過去に2回、単価交渉をしたことがあります。

1回目は案件スタートから約半年後のタイミング、2回目は1回目の単価交渉から約8カ月後のタイミングです。

なぜこのタイミングで単価交渉を行ったのかについては、前項でも書いたように段々と実績が増え、ココナラでも単価の見直しを積極的に行っていた時期だからです。

ココナラで単価調整後にご依頼をいただけたことで、自分に自信がついたのがこの時期だったということです。

どのように単価交渉を行ったか?

単価交渉を行うにあたり、色々調べて「どのように伝えたらいいか?」について熟考しました。

ただ単に「単価を上げてください」「実績が増えたので、単価アップをお願いしたいです」では、中々厳しいですよね。
(特に前者の言い方だと…💦)

とはいえ、実績が増えたことで経験値や技術面は確実にレベルアップした!と思っていたので、それは理由として書きました。

何の実績もなしに報酬がアップするほど甘くない…!

その他に伝えたのは、「今の単価では、制作は厳しい」という正直な気持ち。

実際、単価と制作時間を考えた時に「割に合わない…」と思わずにはいられなかったので、そこは一制作者として正直に伝えました。

単価交渉をした結果

では、実際に単価交渉をした結果どうだったか?

結果としては、単価は変わりませんでした。
依頼者側にも事情があるので、それは仕方のないことです。

ですが、単価交渉をしたことで、自分の中でもやもやしていた気持ちがスッキリしました。

「今の単価じゃ、厳しいんだけどな…」「もう少し単価アップしてほしいな…」と悶々としながら制作していたので、「ちゃんと自分の気持ちは伝えられた!」ということに気持ちが晴れたんですよね。

「できることはやった」という気持ちで仕事に臨むのと、「言いたいけど言えない…」という気持ちで仕事に取り組むのでは、仕事に対する姿勢も気持ちも全然違いますからね…。

単価アップするかはわからないけど…

自分の気持ちを伝えたところで、相手がどうするかは相手の自由です。

そこに相手の自由があるように、こちらにも「気持ちを伝える自由」はあっていいと思うのです。

単価交渉は必ずしも受け入れてもらえるわけではないですが、「言ってはダメなこと」ではありません。
仮に自分の望みが叶わなくても、「言うだけ無駄だった」なんて思ったりもしません。

今後も長く関係を続けていきたいお相手なら尚のこと、自分の気持ちを伝えるって大事なことです。

お相手がまともな方なら、単価交渉の相談をしても、無下に扱われたり怒られたりはしませんから大丈夫。

私自身かなり勇気が必要な行動でしたが、正直に伝えてよかったと思えます。

こちらもよろしくお願いいたします**

水彩イラストまとめ:pixiv
原画やグッズ販売:minne
透明水彩メイキングなど:Youtube

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