サクライ ブログ

漫画を描いたり、透明水彩で絵を描いたり。制作記録や絵のお仕事のことを発信中。

イラストメイキング|椿と着物少女の線画を鉛筆で描く

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どうも、サクライ(@sakurai_39_39)です!

さて今回は珍しく、線画工程をまとめてみました!
線画を描く際に必要な道具や、線画を描く際に意識していること線画作業で好きな箇所について等々…。

線画作業において、何かのヒントになれば幸いです!



線画を描くにあたり、必要な道具

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線画を描くにあたり、私が使用している道具は以下の通りです。

色紙等のトレースできない作品以外は、トレース台を使って線画作業を行っています。

ねりけしは、ミス修正用かつ全体の仕上げ用です。
マスキングテープは、印刷したラフと水彩紙をくっつける為に使います!

▼使用アイテム参考▼


▼水彩紙の詳細は以下の記事でまとめています▼
www.mos-note.pink

線画を描いていく

今回は、イラストサイズ自体はA4サイズで大きめですが、人物はそこまで大きくないことと椿等の細かい線画の箇所が多いこともあり、少し細目に削った鉛筆で描いていきます!

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基本的には顔から描いていくことが多いです。

顔は早く描いてしまった方が安心できるので、後に回して「失敗した!!」とならない為にも早めに仕上げたい派…(笑)


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お顔が描けたら、イラストの左側から線画を描き進めていきます。
私は右利きなので、右側から描いてしまうと描いていく途中で擦れて汚れてしまう為、それを防ぐために左側から描くようにしています。


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こんな感じで、どんどこ描き進めていきます!

ちなみに、着物の柄は鉛筆で線画を描いていますが、羽織の柄については鉛筆で線画を描いていません。

というのも、羽織の柄は光沢によって柄が見えるようなイメージを目指していて、鉛筆の線が透けてしまうと自分の想像とは違う仕上がりになってしまうからです。
今のところ、コピックで描くかパール顔彩で描くかのどちらかになる予定です!

完成

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そんなこんなで描けました!
これから、ねりけしで全体を叩いて色を薄くします。

ねりけしで全体を薄くすることで鉛筆の余計な粉が落ちるので、色を塗る時に黒ずむことがなくなります
その他にも、真っ黒な線から少し薄くすることで色馴染みが良くなるメリットもあるので、外せない工程です(^o^)


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人物のアップ。
髪の束感を足したり、線画を太くして線に強弱をつけています。
こうすることで、人物のふっくら感や存在感が出るようになります。


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椿は白色の予定なので、線画はねりけしでかなり薄くする予定です。

今回の椿に限らず、お花は陰影やホワイト作業で形をハッキリさせる描き方が個人的には好きなので、線画はあまり凝り過ぎずシンプルめに描くように意識しています。

余談:線画で一番好きな箇所

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余談ですが、個人的に線画作業で一番好きな箇所は「目」です。

ちょっと昔までは、線画の時に目の細部まで描き込むことはあまりなかったのですが、ここ最近で目の描き方が変わりましてですね。

目の細部まで線画の際に描き込んでおくことで、色を塗る時のアタリになるんですよね。
あとは単純に目を描き込むのが楽しいです(^o^)笑

まとめ

というわけで、ざっくりとではありますが線画の作業工程をまとめてみました!

水彩イラストでの線画作業って、鉛筆を使ったりペンを使ったり、色鉛筆を使ったりと本当に人によって様々ですよね。
私は鉛筆が個人的には描きやすくて好きなので、最近は専ら鉛筆オンリーです。

線画作業は緊張するし、まだまだ修行中の身ですが、数をこなすことでよりクオリティの高い線画を描けるように頑張りたいと思います。


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