どうも、作家のサクライ(@sakurai_39_39)です!
今回は水彩紙比較ということで、ホワイトワトソンとヴィフアール、描き比べてみた結果についてまとめていきたいと思います。
ホワイトワトソン紙の描き心地と、ヴィフアール中目を比較してみてどうか?ということについて、実際に描いてみて仕上げてみた結果をお話していきたいと思います。
- どの水彩紙がいいのか、わからない
- 水彩紙の描き心地など、実際の所を知りたい
こんな方は、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
- 安定の発色の良さ!ホワイトワトソンの特徴&描き心地について
- 優しくナチュラルな風合いのヴィフアールの特徴&描き心地について
- 大きな差が出たのはスキャン後
- ホワイトワトソンとヴィフアール、描き比べてみた結果まとめ
安定の発色の良さ!ホワイトワトソンの特徴&描き心地について
- 用途:水彩、パステル、色鉛筆
- 明度差を活かした奥深い表現に最適な白色度
- 特に水彩絵具の発色が良い
- 保水性が高く、ぼかし、にじみ、バックラン、リフティングなどの表現性にすぐれている
- 表面強度:高
(muse商品ページより引用)
以前から、「ホワイトワトソンはとにかく発色がいい」と聞いていたのですが、本当にその通りだと感じました。
とにかく紙自体が真っ白なので、絵の具の色がくすまない?と言いますか、色がそのまま出る感じです。
気になる紙の強度について
表面強度は高めで、厚めでしっかりした紙質なので、あまり大きいサイズでなければ水張りをしなくてもある程度は大丈夫です。
結構気にしないで、ビシャビシャ水を使っていますが今のところ問題ありません。
また、消しゴムを少しかけるくらいなら全く問題ありません。
「マスキング耐性を持つ紙」とのことですが、私はまだマスキングをしたことがないので、どれほど強いのかはまだ未知の段階です…。
優しくナチュラルな風合いのヴィフアールの特徴&描き心地について
- 発色がいい
- 絵具を動かしやすいように「にじみ止め」の工夫がしてある
- 紙の白さは、感じのいいナチュラルホワイト
- 変色が少なく、保存性にも優れている
- 表面強度:高
(maruman商品ページより引用)
ホワイトワトソンに比べると、やや黄みがかった優しい風合いが特徴の水彩紙になります。
個人的に、ヴィフアール水彩紙は風景画や、ナチュラル系のイラストを描かれる方にはピッタリの水彩紙だと思います。
気になる紙の強度について
ちなみに紙の強度ですが、ホワイトワトソン同様厚みがあるので、多少の消しゴムも問題ありません。
が、マスキング液は、あまりにも長時間乾かしていると剥がす時に紙もろとも剥がれるので、そこは注意が必要です。
長時間放置しなければ、綺麗に剥がれますよ!
ちなみに紙もろとも剥がれた時は、1日放置していました。
大きな差が出たのはスキャン後
今まで散々発色の違いについて触れてきたのですが、正直、描いている時はそこまで差は感じません。
ですが、スキャンしてPCに取り込んだ後、両者の違いが大きく出てきます。
こちらの2枚のイラストをご覧下さい。
発色の違いが一目瞭然ですよね。
ちなみにこちらの2枚のイラストなんですが、PCに取り込んだ後、ほぼ同じ加工の仕方で仕上げています。
(レイヤーの不透明度が少し違う程度)
今まで特に気にしなかったのですが、ホワイトワトソンと比べるとヴィフアールの方が全体的に薄暗くなってしまうのです。
ヴィフアール水彩紙の落ち着いた雰囲気は持ち味!
ただ、ここで1つ言っておきたいのが、この薄暗さはヴィフアールの持ち味だと言うことです。
つまりメリット、良いところなのです!
散々言っていますが、これだけ落ち着いた色味を出してくれるヴィフアールは、ちょっとミステリアスな雰囲気のイラストだったり、厚塗りチックなイラストと相性抜群なんですよ。
こんな風に▼
逆にパキッとクリアなイラストを描きたいと思ったら、ホワイトワトソンが合うのです。
こんな風に▼
それぞれ良さがあるのです。
ホワイトワトソンとヴィフアール、描き比べてみた結果まとめ
以上、ホワイトワトソンとヴィフアール、描き比べてみた結果についてでした。
ちなみに、価格帯は両方ともそこまで差はありません。
似たような紙質で同じような価格帯ということで、何が違うのか?というのが気になるところだと思います。
実際の違いは発色、特にPCに取り込んだ後の差が大きいという結論に至りました。
ですが、先にも書きましたようにそれぞれの良さがあります。
そしてどちらの水彩紙も、水彩初心者の私でも描きやすい水彩紙だったので、自分が描くイラストの雰囲気に合ったものを選べばいいのかなと思います!
ただまあ、水彩紙は紙の目の細かさなどでまた仕上がりの印象が変わってくるので、気になる紙があれば、投資と思って惜しまずドンドン試してみるといいと思います。
そうすると、「どの紙がいいか?」ではなく、「こういうイラストにはこの紙が合う」という発見ができると思いますので!
以上、本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
皆様もすてきな創作ライフを~*
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