どうも、作家のサクライ(@sakurai_39_39)です！
さて、先日久しぶりにガッツリとデジタルでイラストを制作しました。
描いた作品はコチラ♪
#オリジナル ひまわり畑 - サクライのイラスト - pixiv
ここ数年は専ら水彩での制作が多く、デジタルイラストは描いてもミニキャラやシンプルなタッチの漫画制作が主でした。
そんな私が、デジタルイラストを描いて思ったことや、デジ絵制作の時に意識していることを綴りたいと思います。
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デジタルイラストの制作は、身体的ダメージが大きい？
デジタルイラストを制作するたびに思うことなのですが、デジタルイラストはアナログイラストの制作よりも身体的ダメージが大きい気がします。（個人的に）
首や腰へのダメージもあるのですが、特にキツイのが、目！
現在私がデジタルお絵描きに使用しているのは、パソコン＋液タブなので、制作中は基本的に液タブをじっと見ています。
過去に長時間ぶっ通しで制作をして腱鞘炎になったり、首を痛めたりしたので、30分おきに手を止め体を動かすようにはしているのですが、それでも目へのダメージが半端ない…。
ホットアイマスクをしたり、目を労わってはいるものの、やはりデジタルイラストの制作は慣れていないこともあってか、身体的ダメージが大きいように思います。
中高生の時は、それこそ何時間もデジタルでお絵描きをしても平気だったのですが……もう歳なんですかね…（遠い目）
デジタルイラスト制作において、意識していること
さて、そんなデジタルイラストの制作において意識していることがあります。
それは、「いかにそれっぽく見せるか」ということ。
（作家として）クズか？と思われてしまいそうなのですが、「楽したいがために、ただ手を抜く」というわけではないのです…！
もちろん、今回のひまわり畑の作品も、「それっぽく見せる」ということをかなり意識して制作しております。
先の項目でも触れたように、私は長時間デジタルでのお絵描きができません(^^;
でも、作品は一気に仕上げたいというわがまま人間なので、「私が描かなくてもOKなところ」には、自分の身体のためにもあまり時間をかけていない、というわけです。
今回の作品で、それっぽく見えるよう意識したのは、やはりひまわり畑です。
こちらのひまわり畑、じつはすべて素材です。（バックの空も）
そして、奥の方にあるひまわりに関しては、ぼやっと色を塗ってあるだけです。
でも、「何となく、ひまわりがあるってわかる」と思うのです。
これこそが、「それっぽく見える」ということ！
ここがポイントだと思っていて、「私がメインで目立たせたいのは女の子」なので、それ以外は「それっぽく」な表現でも作品はまとまると思っているわけです。
逆に背景の細部までしっかり描きこむと、「イラストの密度が高くて、なんか凝った絵だけど、なんかパッとしない」みたいな作品になってしまうんですよね💦
また、私は「すべて自分で描くこと」に重きを置いていないため、素材もバンバンありがたく使わせていただいております。
デジタルイラストならではの魅力とは？
個人的に、身体的にダメージを食らう割合が多いデジ絵制作ですが、デジタルイラストにもいいところはたくさんあります。
そこでまとめてみた、デジタルイラストならではの魅力はこんな感じ！
- 何度でもやり直しができる
- べた塗りやグラデーション等の作業が楽ちん
- レイヤー効果で、あらゆる表現が簡単にできる
- 便利な素材がたくさんある
- ブラシツールがたくさんある
- 拡大ができるので、細かい描写も楽ちん
- アナログイラストのように「画材切れ」がない
ざっと思いつくだけでも、これだけあります。
めちゃくちゃ個人的な経験談ですが、アナログ制作の画材切れって絶望しますよね。
コピック愛用時期に、何度制作中にインクがなくなって困ったことか…！
それ以外のメリットに関しては、もはや言わずもがなですよね。
ちなみに私は、イラスト制作ソフトはCLIP STUDIO PAINT PRO 
を使用しているのですが、無料で使える背景素材、柄素材、ブラシ素材等がたくさんあって手放せません。
ソフトを持っておけば、水彩ブラシもGペンもエアブラシも装飾ブラシも、何でも使えるって、すごいことですよね…！
結局、デジタルも楽しい！
ミニキャラや漫画制作以外は水彩での制作が多い私ですが、デジタルイラストの制作も、やっぱり楽しいです。
デジタルイラストもひとつの画材という感じで、これからもちょくちょく描いていきたいと思います☺
