サクライ ブログ

漫画を描いたり、透明水彩で絵を描いたり。制作記録や絵のお仕事のことを発信中。

【透明水彩】下塗りをする意味と下塗りにオススメの色紹介

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どうも、サクライ(@sakurai_39_39)です!
いつもありがとうございます!


今回は、透明水彩で下塗りをする意味と下塗りにオススメの色について、書いていきたいと思います。


  • 下塗りをする意味って何?
  • 下塗りにおすすめの色とかあるの?


こんなふうに悩んでいる方へ、何かのヒントになれば嬉しいです!



下塗りをする意味とは?

まず初めに下塗りをする意味についてですが、個人的な考えとしては「色味に変化をつけて、画面に深みを出すため」だと考えています。
ちなみに、私の愛読書『SSイラストメイキングブック 水彩』によると、下記のような意味も書かれております。

  • にじみや色ムラが質感になり、絵に味わいが出る
  • 全体を下塗りすることで画面に統一感が出る
  • 絵の配色が決まっていない場合は、薄い色で下塗りをしながらパーツごとの色を決めることもある

(SSイラストメイキングブック 水彩vol.01より)


▼参考▼

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下塗りなしイラストと下塗りありイラストを比較

下塗りをする意味をお話したところで、下塗りをしていないイラストと下塗りをして描いたイラストの違いを見ていきましょう!

下塗りなしイラスト

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こんな感じで、下塗りなしだと単調でシンプル仕上がりになります。

なので、シンプルでかわいいテイストのイラストを描く時は、敢えて下塗りをしなかったりします。
グッズ化したいイラストの時なんかは、PCでの背景切り取り作業などが楽ちんになるので、個人的に下塗りしませんね。グッズ化したことないけど。

下塗りありイラスト

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こんな感じで、下塗りありだと色味に変化が出て、奥行きのある感じになります。

下塗りなしのイラストに比べると、紙面がカラフルになっているのがわかるかと思います。
下塗り段階で奥行きのある所にはブルー系を塗っていたりするので、本塗りの時は一色しか使っていなくても、自然に色味に変化が出ます。


下塗りに実際に使っている色&おすすめの色

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今までは専ら、ブリリアントピンク・パーマネントイエローライト・ホリゾンブルーの3色を使っておりました。
こちらの3色は、全体的に明るくてかわいらしい印象になる組み合わせだと思っています。

ちなみに、こちらの下塗りで塗ったイラストがこちら。

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最近のお気に入りの下塗り組み合わせ①

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他にも、最近ではバーミリオンヒュー・ライラック・パーマネントイエローライトの組み合わせにもハマっています。
落ち着きすぎず、カラフルすぎずな色たちでお気に入りの組み合わせです。


ちなみに、こちらの下塗りで塗ったイラストがこちら。

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秋のイラストにライラックは、めちゃめちゃ合います。

最近のお気に入りの下塗り組み合わせ②

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他にも、ジョーンブリヤンno.2とイエローオーカーなどイエロー系で下塗りするのも最近のマイブームです。
この下塗りの時は色数を少なくしているので、かなり落ち着いた印象のイラストに仕上がります。

ちなみに、こちらの下塗りで塗ったイラストがこちら。

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下塗りのやり方

下塗りのやり方としては、とてもシンプルで

  • 水を敷いて絵具を置く
  • 絵具を置いて水で伸ばす

この繰り返しです。

  • 肌に近い所には赤系
  • 奥行き感を出したい所にはブルー系
  • 明るさを出したい所にはイエロー系

下塗りの色の使い分けについては、こんな感じの色分けです。
詳しいことは、以下のメイキング記事やメイキング動画を参考にしていただければ幸いです。




透明水彩でセーラー少女を描いてみた//Watercolor Painting


下塗りをする意味や下塗りにオススメの色紹介まとめ

以上、下塗りをする意味と下塗りにオススメの色紹介についてでした。

下塗りをする意味としては、個人的には「色味に変化をつけて、画面に深みを出すため」だと思っています。
他にも、「画面に統一感が出る」などの意味合いもありましたね!


下塗りは、下の色が透ける透明水彩ならではの技法だと思うので、透明水彩ユーザーさんは是非やってみてください。


それでは本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
皆様すてきな創作ライフを~\(^^)/





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