どうも、作家のサクライ(@sakurai_39_39)です!
今回は、『フリーランスになるのに、大きな夢や目標、かっこいい理由は必要?』というテーマで書いていきたいと思います。
というのも私自身、フリーランスになる前は、「かっこいい、大きな志がないと、フリーランスにはなってはないけない!」と思っていました。(謎ですね)
が、実際は、そんな大きくてかっこいい目標や夢を持ってフリーランスになったわけではありません…。
「自分には、大きな夢やかっこいい目標・理由がないから、フリーランスになる資格はない」と思っていた私が、そんな夢や目標も持たずにフリーランスになって感じたことについて、書いていきたいと思います。
特別な理由がないと、フリーランスにはなれない?
前述の通り、私自身、じつはフリーランスになる前は、「かっこいい、大きな志がないと、フリーランスにはなってはないけない!」と思っていました。
フリーランスって個人事業主なわけで、こう言うと大げさかもしれないけど、「社長になる」ということでもあり、起業家なわけですよね。
私がフリーランスとして活動を始めた時、周りに同じようにフリーランスで活動している人はいませんでした。
だからこそ、「フリーランス」って、とても遠くの大きな存在と言うか、「そんなことができるのは、選ばれし特別な人」という意識だったのです。
実際に起業している人をネットなんかで見つけても、大きな目標を掲げていて、「誰かのために頑張ります!」みたいな、目標も器も大きそうな人が多い印象でしたしね…
でも、じゃあ何故そう思っていた私がフリーランスになったのか?
私には、大きな志があったのか?
私がフリーランスを選んだ、そもそもの理由
私には、大きな志があったのか?
そう聞かれると、全くそんなことはありません。
もちろん、「いつか絵を描く仕事をしたい」という思いや、自分の好きなことで誰かの役に立ちたいという思いはありました。
でも、大学卒業後、フリーランスという選択肢を現実的に考え始めたそもそものきっかけは、「会社員で働くことに心身ともに限界を感じていたから」というものが大きいです。
会社員でいることを諦め、「じゃあ兼ねてからの夢でもあった、自分の好きなイラストを仕事にしよう」という流れだったわけです。
つまりは、「会社員は自分には無理」という「逃げ」の理由から、私はフリーランスになったというわけです…
ちなみに、「会社員は自分に向いてなさすぎた」という話は、以下の記事でも書いています。
www.mos-note.pink
私はむしろ、かっこ悪い理由だったけど…
というわけで、そもそもは「会社員でいることからの逃げ」、「会社という組織からの逃げ」という、傍から見たら、何とも情けないというか、かっこ悪い理由(私的には)でした。
でも、こういう「何かから逃げたい」という気持ちから湧き上がる原動力って、結構バカにできないと思うのです。
「もう会社という組織で働きたくない!」という強い思いが、「絶対にイラストで食べて行くんだ…!」という決意に繋がりましたからね…
大きな夢やかっこいい目標・理由は必要ない
フリーランスになる理由は、人それぞれです。
「こんな理由で、フリーランスになっていいのかな?」
「大した目標や夢もないのに、フリーランスになるなんてダメだ!」
なんて思う必要は、全くありません。
もちろん、「誰かのために」という熱い気持ちや大きな目標があるのは、素晴らしいことです。
でも「自分のために」や「逃げの理由」という、傍から見たら、自分からしたら、かっこ悪いと思える理由でも、フリーランスになっていいんです。
「大きな目標がないと…!」と考えすぎてフリーランスに一歩踏み出せない人は、フリーランスになるハードルを自分で上げないでほしいなぁと思います。
「自分のため」だって、「何かから逃げるため」だって、いいんですよ。