プロット作りとネーム作りが溜まりまくっているサクライ(@sakurai_39_39)です!
いやっもうホント早く描きたいのよ、裏処刑人。
我ながら大好きすぎる。
他にも描きたい話があるので、それらも育てつつ毎日幸せですフフ。
というわけで、今回は漫画制作の一部でもある、ネームについてお話しようと思います。
ネームとは簡単に言うと、原稿の下書きの更に下書きというポジションですよね。
こんな感じのものになります。↓
このネームという作業、人によってはやらずに原稿を描き始めるという猛者もいらっしゃるようですが、私はビビリなのでネーム作業は欠かせません。
ただ、ここで1つ言っておきたいのが、私はビビリですが超絶ズボラで面倒臭がりな人間だということです。
なので、色々なネーム方法を試したものの、合う合わないが激しかったのです。
というわけで、そんな経験も誰かの役に立てばということで、今回は「私に合わなかったネームのやり方」についてまとめたいと思っております!
ちなみに、私がやってきたネームのやり方は下記の通りです。
- 原稿サイズ原寸大で描く
- A4コピー用紙を半分に折って、見開き2ページ分描く
- 1ページごとに移動できるよう、メモ用紙などに描く
- A4コピー用紙に4ページ分描く
色々試しましたが、どれも私にとっては面倒な面も多く、続かないことが多かったです。
かろうじて、④のやり方が今も若干続いているという感じです。
- ①原稿サイズ原寸大で描く
- ②A4コピー用紙を半分に折って、見開き2ページ分描く
- ③1ページごとに移動できるよう、メモ用紙などに描く
- ④A4コピー用紙に4ページ分描く
- 自分に合わなかったネームのやり方についてのまとめ
それでは、それぞれのやり方について見ていきましょう!
①原稿サイズ原寸大で描く
これは私にとって、一番合っていなかったやり方です。
文房具屋さんでネーム用の紙という商品を偶然見つけ、物珍しさと「原寸大で描けるって便利かも」という理由で購入したのですが、いざ描いてみると
こんなに紙でかい必要なくね?
となってしまったんですよね。(あくまで個人の感想)
先にお見せしたネーム例を見ていただくとわかるかと思うんですが、私はネームを描き込まない派なんです。
大体どこに誰がいるか、どんな構図にするかというのがわかればいいので、はっきり言って紙がめちゃめちゃ勿体無かったです。
しかもネーム用の用紙ということで、紙質もいいんですよ。
そんな上質な紙に、顔もないような絵をわざわざ原寸大で描く勿体無さと、大きい為にかかってしまう時間の勿体無さと言ったらもう……。
そして原寸大ということで、描いたあと保管したり読み返したりするのも大変なんですよね。
ネームは話の流れや紙面の構成を確認するのにも、重要な役割を果たします。
パパッと描いて、ササッと読み返したいわけです。
それも中々難しいので、早々にネームの描き方を改めましたね。
ちなみに、この紙はまだ大量に残っています。
②A4コピー用紙を半分に折って、見開き2ページ分描く
これは、原寸大ネームに比べると長く続いた方です。
A4コピー用紙を半分に折って見開き2ページ分描くやり方は、見開きでのページ構成が確認しやすく、メリットも多かったです。
1ページがA5サイズなので、セリフもしっかり書き込むことができました。
が。
セリフも書き込めて、見開きでの管理もできて、一見メリットばかりのように思えたのですが、コピー用紙の消費が凄まじかったんですよね。
そして原寸大程ではないにしても、長編などのストーリー漫画を描くとなったら結構な量(厚み)になるわけです。
うん、かさばる。
あと、セリフを書き込めるのはよかったのですが、「A5サイズでもまだ大きい」と感じていたので、メリットも多いやり方ではあったものの、他にいい方法を模索しながら、しばらくはこの方法を続けていました。
③1ページごとに移動できるよう、メモ用紙などに描く
これはですね、ネームのやり方いいのないかな~と色々探していた時に見つけたやり方です。
1ページごとにメモ用紙や大きめの付箋に描いて、何かノートや紙に貼ってまとめるというやり方でやっていました。
これもね~、初めのうちは物珍しさから
「おっ楽しいやん」「1ページごとに移動しやすいから、修正も楽だな」
と思っていたんですが、軽々しく台紙から剥がそうものなら行方不明になりかねない危険な方法だったんです。
いや、ちゃんと管理しろやって話なんですけど、どっちが修正前でどっちが修正後かっていう管理が、ズボラ人間には難しかったんです。
だってすぐやらないんだもんよ。
とりあえず剥がして、描き直して、「コーヒーでも飲むか~」と翌日に作業を回す…
机の上は散乱してますよ。
知らない間に必要なページを捨ててしまっていたり、あとはそれ専用サイズの紙を用意するのも面倒でしたね。
きっとこのやり方は、マメな人にしか合ってないやり方なんだと思うんですよ…。
なので私と正反対の人は、きっと上手にやっていけるのだと思います。
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④A4コピー用紙に4ページ分描く
これは、裏処刑人を描き始めた頃に発案したやり方です。
- 1ページA5サイズでも大きいから、よりコンパクトに
- 見開きでの管理ができるやり方がいい
- バラバラせずに管理しやすいこと
- できるだけ紙の使用を抑えること
など、過去の経験を踏まえた上で、ズボラなくせにワードでこんなテンプレも作りました。
我ながら「いいやり方やん…」と満足していました。
だってコピー用紙1枚で、4ページ分描けるんですよ?
1話分描き終わってもネームの枚数は6枚とかで、おまけに見開き2ページ分どころか4ページ分が一気に見ることができる…!
前後のページで似たようなコマ割り・構図になっていないかなどが一目瞭然です。
うわっ最高!!
と思ったのもつい最近までの話です。
またまた問題発生です。
スキャンしてPCに取り込むの面倒臭い問題。
自分に合わなかったネームのやり方についてのまとめ
はい、というわけで、私のネームのやり方はまだまだ進化を続けます。
実際、今既に別のやり方で取り掛かっているところです。
④のテンプレはそのままで、更に手間を省いた方法で試している最中です。
ただまあ、今のやり方で今のところはもう「完成形かな…」という感じなので、またそのネーム方法についてもお話できればと思っております。
以上、ズボラで面倒臭がりな自分には合わなかったネームのやり方についてのお話でした!
我ながら色々試してきたんですね。
皆さんも良い漫画ライフを!
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最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
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