どうも、サクライ(@sakurai_39_39)です!
今回は、簡単に塗れるのに綺麗に見える髪の塗り方について、書いていきたいと思います。
透明水彩を始めたばかりの人でも難しくない塗り方で、挑戦しやすいかと思いますので、興味のある方は是非お付き合いいただけますと幸いです。
▼ちなみに完成イラストはこんな感じです
下塗り後、薄く水を敷く
まずは下塗り後、全体に薄く水を敷いていきます。
水を敷く時の注意点としては、水分量を多くし過ぎないことです。
この時、水が多いと絵具を乗せた時に絵具が水の中で泳いでしまったり、色がうまく紙に乗らなかったりします。
こうなると、予想外の所に色がついたり、思った発色にならないので要注意です。
水がしっかりと紙に染み込んだ時が狙い目です!
紙の上に水が浮いている状態では水の量が多すぎるので、ティッシュや筆で吸い取ってから塗りに入りましょう。
水を敷いたところに絵具を乗せて色塗りスタート
水を全体に敷き終わったら、絵具を乗せていきます。
艶やかな髪の毛に仕上げたいので、天使の輪っかを意識すべく、前髪はおでこの真ん中辺りに色を置いて、水で伸ばしていきます。
絵具を置いて、水で伸ばす。
ひたすらこの繰り返しです。
ちなみに今回、髪の毛の塗りに使った色はアイボリブラック(ホルベイン透明水彩)のみとなっております!
青っぽさのない黒色で、肌色との馴染みもいい色です
茶系の色とも相性がよく、幅広く使えるカラーなのでオススメです◎
どんどこ塗っていきます!
ちょこちょこ絵具を足していますが、絵具を足していく箇所のポイントとしては
こんな感じで意識しています。
こうすることで、ツヤ感アップ&立体感も出ます!
全体が塗れたら、色を濃くしていく
全体が一通り塗れたら、絵具を足して色を濃くしていきます。
基本的には、先ほどベース塗りで色を置いた所に再度置いていく感じです。
ちなみに、透明感を出したいので毛先の方にはほとんど色を置いていません。
ハイライトを意識しながら、塗らないところと絵具が乗っているところを強調しながら塗っていきます。
仕上げ&微調整
最後にもう一度、濃くしたい場所に色を置いたり、他の色で色味を足したりして完成です!
毛先の方は黒色をあまり置いてなかったり、他の色(ピンク系やブルー系)で塗ることで透明感を意識しました。
というわけで完成です!
お疲れ様でした
メイキング動画もあります◎
ちなみに、こちらのイラストの作業工程は動画でもまとめてあります。
動画の方が実際の動きもわかりやすいかと思いますので、ぜひこちらも参考にしていただければと思います。